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 玉淀ダムは中間平の北を蛇行している荒川にかかるダムです。
 小さな堰き止めダムで、電力と水利のために1964年に作られました。
 
 バードウォチャーとしてはそのダム湖のオシドリがメインでしょう。秋になるとやってきます。多い時は2・300羽のオシドリがいることもあります。埼玉県下では一番の数ではないかと思われます。
 しかし最近はカヌーや釣の為のボートが出たりして、逃げ惑うオシドリをよく見かけます。そのため数も減っているように思われます。カヌーや釣り人に罪は無いのですが、ちょっと残念です。
 オシドリの他にもカワセミやヤマセミ、数種類のカモ類、トモエガモを見たこともあります。鳥見の季節としてはやはり秋から冬にかけてがいいでしょう。
 
 バードウォッチャーでなくとも楽しめるのが、ダムマニア・橋マニアではないでしょうか。ダムはそのままですが、ダムのすぐ近くを荒川に2本の橋が架かっています。まるで交差するように架かっているのは珍しいのではないでしょうか。橋マニアにはたまらないロケーションでしょう。
 
 玉淀ダムに行くには、140号線を寄居方面から町を抜けるとすぐ左に、上に出てきた橋が架かっていますので、それを目印に行くと判ります。橋のすぐ上にダムはあります。
 
グーグルマップ
左にある縦のメモリのつまみを上下させると拡大縮小されます。
 
 

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 ダムを荒川の下流より見たところです。手前に大きな橋が2本架かっています。
 橋マニアにはたまらない景色でしょう。


 

 ダムを荒川の上流より見たところです。今度は向こうに橋が見えます。
 川上のダム湖のほうからダムを見ることのできる場所はあまりありません。南岸(右岸)の道から少し入ったところからの写真です。


 

 ダムには6門のゲートが並んでいます。
 この一つ一つを開けて放水します。
 そういえば昔、このゲートの一つが壊れたことがありました。


 


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 ダムの上の写真です。
 ゲートを開けるためのレールが見えます。
 向こうにあるのは発電所でしょう。


 

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 ダムの上は歩くことが出来ます。そのダムの上から見た2本の橋です。
 手前(上)に見える橋は釜伏山をトンネルで抜け、秩父の皆野までの有料道路です。一部風布でトンネルから抜け、そこまでは無料です。
 奥(下)は140号と対岸を結ぶ橋です。こちらの方が先に架けられた橋です。


   

 同じくダムの上から撮った写真です。
 少し角度が違います。


 

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 ダム湖ではカヌーで遊ぶ姿やボートで釣をする人を見かけます。


 

 ダム湖は、真冬には完全結氷することもあります。


 


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 結氷したダム湖を水と風とが悪戯をして、氷のかけらを無数に波だたせています。


 

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 メインのオシドリです。
 こちらは雄。綺麗ですね。
 秋に来たばかりのころはまだエクリプスで、雌と同じような色とデザインです。
 オシドリは北岸(左岸)からしか見られないでしょう。南岸(右岸)には道がありませんから。何処かから北岸の川沿いの歩く道を見つけてください。


   

 こちらは雌です。
 目立たない色をしていますね。


   

 オシドリの群れが飛び立つ瞬間です。
 私の姿に驚いたのでしょう。ごめんなさい。


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 運がよければこのように大きな群れの乱舞が見られるかもしれません。
 ただ、水に浮かんでいる時はほとんど対岸で、遠いです。