風布と書いて「ふうっぷ」と読みます。当て字でしょうね。それにしてもアイヌ語のような響きですね。
 この風布の集落は町からすぐなのに山里の雰囲気を残した集落です。中間平の西にあり中間平緑地公園から見下ろすことが出来ます。地図を載せておきます。
 
グーグルマップ
左にある縦のメモリのつまみを上下させると拡大縮小されます。
 
 

風布の集落
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 右の写真は中間平緑地公園から見下ろした風布の集落です。集落は山の北西斜面だけに点々と広がっています。もちろん日当たりの関係です。
 人家の周辺に背の低い緑の木が広がっていますが、これはミカンの木です。風布は日本の北限のミカンの生産地といわれています。北条氏が鉢形城を築いた時に、小田原より移植したといわれています。全部観光ミカン園です。10月末から年末にかけて開園しています。
 今でこそ車があるからいいようなものですが、この斜面の上のほうの方は昔は大変だったろうなと思いますね。
 それにしても送電線が邪魔だな。
 
 地図の上の方に波久礼とかかれた所があります。これは秩父線の波久礼駅のある場所です。秩父に向かう国道140号線も通っています。そちらから入るのがメインですので、波久礼から風布川をさかのぼってみましょう。
 まずは荒川を渡ります。寄居橋を渡ると金尾という集落です。突き当りを左に行きます。後は道なりに風布川にそって登って行きます。川の左右には遊歩道があり春などはハイキングにもいいでしょう。
 

姥宮神社
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 車で5分も行くと風布の集落に入ります。まず小さな神社が右にあります。姥宮神社です。この神社も山里のひなびた小さな神社でなかなかおもむきがあります。以前この神社の春の祭りにぶつかったことがありますが。田舎の可愛いお祭りで、心休まるのを感じたことがありました。今もやっているのだろうか。

日本の里
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 神社のすぐ上、橋の向こうにこんな「日本(やまと)の里」という看板があります。風布は上流の釜伏山にある「日本水(やまとみず)」という湧き水が日本名水百選に選ばれたので、里の名に日本(やまと)と入れて宣伝しています。その「日本水(やまとみず)」は大きな岩の間から枯れることなく湧き出しているのですが、残念ながら崩落の危険があるということで、現在は近づくことが出来ません。


 

風布館
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 上の「日本(やまと)の里」という看板の奥に「風布館」という食事のできるところがあります。近隣の人たちがやっている、山里の食事がとれる場所です。

ミカン畑
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 川ぞいの道をさらに登ると左に駐車場があり、右上に四角い建物があります。そこは昔「寄居小学校風布分校」だった所です。現在は「寄居町生涯学舎」となっています。地図を少し拡大すると中央に「寄居町生涯学舎」という場所があります。
 その手前に右に入る道があります。それを登ってみましょう。いよいよミカン園の続く道です。この写真は10月の10日ごろのミカン畑の写真です。もう少しですね。この年は10月20日からミカン園の開園でした。

田島農園

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 ちょっと宣伝がてらこんな写真を載せておきます。取材に訪れた時、親切に写真を撮らせてくれ、お話も聞かせていただきました。

ミカン
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 もう一枚、ミカンの木の写真。昔の風布のミカンの味は酸っぱさが印象に残っていますが、今はすっかり普通のミカンです。秋から初冬」にかけて、ミカン狩りなどいかがですか。11月後半なら中間平のもみじの紅葉もいい頃でしょう。その二つを抱き合わせで。


 


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 ミカン畑の斜面をつづら折に登っていくと、駐車スペースのある見晴らしのいい所があります。そこに車を止めてちょっと休憩。
 山の奥を見ると一番手前にポッコリした山が見えます。それが釜伏山です。左の写真。

寄居の町
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 川下に目を転じれば、山の間から寄居の町が見えます。

中間平緑地公園
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 正面を見ると中間平緑地公園方面が見えます。展望塔が見えています。


 中間平で遊んだ後か遊ぶ前か、風布の山里の雰囲気を味わってみてはいかがですか。都会の喧騒を忘れさせてくれますよ。