5月後半から8月にかけて咲く花たちです。
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キツネアザミ
キツネアザミはキク科の植物です。背丈は50~100cmくらいです。
何故キツネアザミとついたかというと、アザミのように棘が無いのでアザミに似て否なるものという意味でしょう。全体的にはアザミに似ています。花も。
5・6月ごろ花を咲かせます。春の花が終わった頃ですね。
キツネアザミの花のアップです。
クサフジ
見てわかるとおり、クサフジはマメ科の植物です。他の植物などに寄りかかりながら1m以上にも伸びます。クサフジと名がついているように藤色の花房をつけます。藤は垂れ下がって咲きますが、クサフジは上に向かって咲きますが。
花期は長く、5月から9月までです。ただし、咲き初めが花がまとまっているし、枯れた部分が無いので綺麗です。
釜伏山体では麓の畑の周りなどにあります。
イチヤクソウ
イチヤクソウはイチヤクソウ科というのを持っています。常緑の葉が地面近くに数枚集まってつきます。そこから20cm前後の花茎を伸ばします。
花は6・7月ごろですが、この辺りでは6月です。
ネジバナ
ネジバナは蘭の仲間としては唯一ポピュラーな花では無いでしょうか。花茎は2・30cmくらい。葉は細い笹の葉状の5cm前後のものを地面から幾枚か出します。
花期は4~9月ですが、5・6月が一番多いようです。
捩れた独特の咲き方とピンクの可愛らしさとから、人気者です。
中間平緑地公園の中の芝生にも咲いています。
可愛い花なのでもう一枚。花のアップ。
カラスビシャク
カラスビシャクはマムシグサと同じサトイモ科の植物です。大きさは違いますが鎌首を持ち上げたような所は似ていますね。
花茎は20~30cmくらい。葉は地面から直接葉柄を出し先端に3小葉をつけます。葉柄の下部にムカゴをつけることがあります。
カラスビシャクも山のふもとの畑の周りや道端の明るい所に咲いています。
ドクダミ
ドクダミの説明もいりませんね。ドクダミ科の植物です。
山の林下や家の裏など、日陰に群生しています。独特のいやなにおいがしますので、ちょっと嫌われ者ですが、その花は結構可愛いですよ。周りの白い部分は花弁ではなく、総苞です。
ツユクサ
ツユクサも詳しい説明はいりませんね。ツユクサ科の植物です。
しかし、花弁が2枚というのは不思議な感じがします。爽やかなブルーのこの花弁がミッキーマウスの耳に見えるのは私だけでしょうか。
ヒメジョオン
ヒメジョオンはハルジオンによく似たキク科の植物です。ハルジオンとの違いは『春2』のハルジオンの所を見てください。
花期はハルジオンよりかなり長く、6月から10月まで咲きます。
ホタルブクロ
ホタルブクロはキキョウ科の植物です。背丈は70cmくらいまでなるでしょうか。独特の大きな花を下向きに咲かせます。花の長さは6cm前後でしょうか。
中間平緑地公園内にいくつか咲いています。白いものもありました。ただ野生かどうかといわれると、違うような気がします。
オオバギボウシ
オオバギボウシはユリ科の植物です。花茎は1m以上にもなります。大きな葉を持ち、ここから名前が来ています。
中間平緑地公園内にもいつつも株があります。ほかでも結構見かけます。
この辺りにはコバギボウシも咲きます。
ヒメヤブラン
ヒメヤブランもユリ科の花です。小さな薄紫の花を咲かせます。花茎は10cm前後。もっと短いこともあります。
やはり中間平緑地公園内に結構咲いています。