中間平周辺では、タカ以外にも沢山の鳥が見られます。ここではそれらの鳥を紹介します。ただし、全部を網羅しているわけではありません。そんなに写真がありません。代表的な鳥で秋の渡りの時期に見られるものが中心です。もちろん他の季節の鳥も載せてあります。
秋のサシバやハチクマの渡りのシーズンには他の鳥も渡りや移動をします。例えばツバメやアマツバメの仲間。また右に載せているカケスは山から下りて暖かな南西や平地に移動する途中のものが見られます。見ようによってはカケスも主役の一つかもしれません。カケスの飛んでいる写真が結構撮れるのです。
そのほかこの時期に帰っていくものにエゾビタキやコサメビタキ。ノビタキも見られます。イカルは集団で山の方から下りてきます。
一年中いるものには定番のホオジロやメジロ、シジュウカラやヤマガラ、エナガなどの小鳥。ウグイスはチャッチャッと地鳴きをしています。
珍しい所ではアオバトが時々鳴いたり姿を見せたりもします。
キジが時折間違ったように高鳴きをしますし、コジュケイの声もします。
最近うるさいのが、この時期でもよくなくガビチョウです。この新しい帰化鳥は増えすぎてちょっと困り者です。
秋の渡りの時期以外に見られる鳥としては、中間平周辺の山の中で夏鳥のサンコウチョウやオオルリ、冬にはシメやカシラダカやミヤマホオジロなどが見られます。
この下の荒川の玉淀湖という堰湖ではヤマセミやカワセミのほか、冬には、埼玉県では一番数が多いのではないかと思われるオシドリの集団が見られます。
一年を通してこの中間平を含んだ釜伏山の山体では、かなりの鳥が見られるのではないでしょうか。ちゃんと調査をしていないのが残念ですが。